佐賀の「干潟博士」~有明海の創生へ~

2022-1-19
海と日本PROJECT in 佐賀

佐賀大学藤井直紀先生。

有明海が直面する問題について、研究・調査を行っている先生です。

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海と日本プロジェクトin佐賀 実行委員長 藤井直紀さん(佐賀大学農学部 特任教授):「植物プランクトンが濃いですね。ずっと見慣れていくと、海水の色とかどんな小さいものが浮いているかで、海の様子がわかってくる」

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研究の傍ら、有明海にもっと関心が集まるよう様々な形で情報発信を行っているのですが、特に子どもたちに対して有明海の話をするとき一貫して伝えてきたテーマがあります。

藤井直紀さん(佐賀大学農学部 特任教授):「過去のことを引きずって何とかしよう、ではなく、海を見てこういう風に使えるなっていう新しい考え方ですね」

講義のようす:「アゲマキガイ・牡蠣・海苔作りました、次は何をしますか?みなさんもこの次を探さないといけないです」

藤井直紀さん(佐賀大学農学部 特任教授):「これから地球温暖化・環境変動によって、海は変わってくる。元の昭和時代に戻るわけではなくて、新たな環境の時代になっていきます。その環境のよってどんな海がいいのか我々自信が考えていかなければいけないので、若い人には“再生”という言葉ではなくて“創生”とか新しい方法とかいう考え方を植え付けようかなと思っているところです」

2021年には、先生のように先生のように海への熱い思いをもって活動をする人たちが集う、熱源サミットが開かれ、先生も参加しました。

藤井直紀さん(佐賀大学農学部 特任教授):「全国にはもっと熱いイベントがたくさんありました。また、熱い人もいました。そんな人とのつながりを作っていくことも佐賀にとっては重要だと思うので広げていきたいと思います」

そして今年も先生は熱い思いを持って有明海と向き合っています。

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藤井直紀さん(佐賀大学農学部 特任教授):「今まで海はこうだったけど、今年は全然違うよねということが出てくると思います。例えば、大雨の後干潟はすごく“変わる”その様子を一緒に体験する。海の変化はどうしても起こるのでそれを止めようと思うのではなく“いかに適応していくか”を考えるべきだと思います」

戻るのではなく、新しい考え方で時代にあった有明海をどうつくっていくか、藤井先生と一緒に考えていきましょう!

レポーター紹介

橋爪和泉アナウンサー
サガテレビアナウンサー
「海と日本PROJECT in 佐賀」推進リーダーとしてリポートします。
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