有明海の県産ノリの入札会が7日午前、佐賀市で開かれ、
今シーズン初めて冷凍網ノリが出品されたよ。
少雨による栄養塩不足などで例年と比べて2週間ほど遅い出品なんだって。
7日午前の入札会には佐賀県沖の有明海で養殖された
冷凍網ノリ約1億2000万枚が出品されたよ。
県の内外約50社の買い付け担当者は色やツヤ、食感などを1つ1つ確かめていました。
今シーズンは、まとまった雨がなかなか降らず、
ノリの生育に必要な栄養塩が不足していたことなどから、
冷凍網ノリの張り込みを遅らせる漁業者も多く、この入札会は予定を2週間ほど延期して開催されたんだ。
一方、県有明海漁協によりますと海況は徐々に回復し、
色落ちが改善されている漁場もあり、
7日の出品枚数は昨シーズンの同じ時期の入札会と比べ3倍ほど多くなったんだって。
【県有明海漁協・深川辰已参事】
「先週金曜日からの雨でかなり回復、良い方向には向いていると思いますので色があるノリが今後とれてくると思います」
質の高いノリの出品枚数が少なかったことなどから今回の販売額は約37億4900万円。
平均単価は31円27銭で去年の同じ時期の平均単価を5円ほど上回ったよ。
一方…
【県有明海漁協 深川辰已参事】
「東部地区と中部地区の一部は全然問題ないと思うが、白石地区は若干色落ちが激しいもんでどこまで回復するのかが問題」と話していたよ!
5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。