春の訪れを告げる「シロウオ漁」がシーズンを迎え、
唐津市を流れる玉島川に昔から伝わる「梁」が設置されたよ。
唐津市浜玉町を流れる玉島川の春の風物詩、シロウオ漁の「梁掛け」。
6日は「玉島川しろうおの会」のメンバー6人が、
竹とすだれでつくる「梁」を手際よく設置していたよ。
シロウオは、全体が透き通った体長5センチほどのハゼ科の魚で春が近づくと、産卵のため海から川に登ってくるんだ。
この漁ではシロウオの習性を利用し、すだれを河口に向かって
「ハ」の字にすえ付け、細くなった先に付けたかごで捕らえるよ。
【玉島川しろうおの会 坂本智さん】
「(漁獲量は)ここ2、3年若干少なめ。平年だと300キロ超す。
季節の風物詩だから、春の魚ということで皆さんにおいしい魚届けたい」
とれたシロウオは踊り食いや天ぷらなどで、提供されるよ。
玉島川での漁は2月中旬から4月中旬までで、
今年は漁獲量300キロを目指しているんだって!
5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。