国の天然記念物のカブトガニの保護活動に取り組む伊万里市の高校生が
地元の中学生にふ化させた幼生を引き渡したよ。
カブトガニの幼生を渡したのは、伊万里高校の理化・生物部の生徒たち。
19日は伊万里市の青嶺中学校の生徒に6ミリほどに成長した
カブトガニの幼生約150匹を託したんだ。
受け取った中学生は、幼生が脱皮を繰り返し成長していくことなどを学び、ルーペや顕微鏡で観察していたよ。
伊万里高校の理化・生物部はカブトガニを守り継いでいこうと毎年幼生を飼育・放流していて、
今年の夏にカブトガニの繁殖地である市内の多々良海岸で卵を採取し、ふ化に成功したんだって。
【中学生】
「なるべく死んでほしくないし、たくさん元気でいてほしい」
【高校生】
「全国的に見てもカブトガニは希少な生き物なのでみんなで協力して大事に育ててほしい」
カブトガニの幼生は、中学生たちが体長約1センチになるまで育て、来年7月に放流するんだって!
5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。