レポート
2023.10.02

休漁続く二枚貝“タイラギ”の回復目指し 太良町の沖合へ成貝を移植予定

休漁が続く有明海の二枚貝タイラギを回復させようと、
熊本県で育った成貝260個が引き渡されたよ。
10月、太良町の沖合に移植される予定なんだって。

キャプチャ01

28日、小城市の県有明水産振興センターに引き渡されたのは、
約15センチまで育ったタイラギの成貝260個だったよ。

キャプチャ02

センターでは稚貝を育てるために六角川の水を使っているんだけど
大雨による塩分濃度の低下が生育に影響を及ぼすために、
去年9月、稚貝を適した海水を安定して供給できる熊本県上天草市の研究施設に移していたんだ。

キャプチャ03

県有明水産振興センター 中島則久所長:「一番大きな目標は有明海の再生を目指すため。
その一環としてタイラギ漁が復活するように成貝が親となって子供をどんどん産んでくれて
その子供たちが漁につながればいいなと」

 

引き渡されたタイラギは太良町の沖合や干潟に移植されて上手くいけば来年7月ごろ産卵する予定だよ。

レポーター紹介

ミランバくん

5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。

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