有明海だけに生息し、諸富町で親しまれている「エツ」を料理して食べることで郷土への愛着を深めてもらおうと佐賀市の中学校で料理教室が開かれたよ。
この教室は、地元で親しまれている魚「エツ」を子供達に継承しようと、佐賀市南部の11の飲食店でつくる佐賀市もろどみin食の会が開いたもので、佐賀市の諸富中学校の3年生27人が参加!
まず、講師が手順を見せながらエツのさばき方を説明したあと、生徒たちは班に分かれてエツの調理に挑戦。
鱗や頭、内臓を取る下処理から細かく包丁を入れ小骨を切る骨切りにも挑戦し、慣れない作業に苦戦しながらも班員と協力して作っていたよ。
【生徒】「おいしい」「ふわふわしてる。骨を切るときが細かくしないといけなくて大変だった」
【佐賀市もろどみin食の会 吉田宏毅副会長】「もっとまず知ってもらうこと、食べてもらうことに力を注いで私たち以外でもエツについて色々な試みが出てくるような地域になっていけば」
エツの漁は、毎年5月から7月の限られた期間のみ解禁となっていて、7月20日まで行われるんだって。