2018年に立ち枯れが起き、生育の不良などが続いていたシチメンソウを守ろうと市やボランティア団体などが種をまいたよ。
秋の干潟の風物詩で海の紅葉と呼ばれているシチメンソウは、塩分濃度が高い場所で育つ塩生植物で環境省の絶滅危惧種に指定されているんだ。
保全活動で徐々に回復に向かっているものの、まだ生育不良がみられるため種をまくことで今後も守り育てようと3年前から行われているよ。
27日は、シチメンソウを育てる会や市などから約25人が参加し、広さ3000平方メートルに種をまいたよ。
シチメンソウを育てる会 平方幸子さん:「まだ咲いてないところもあったが、そういうところにきょう種をまいた。来年もシチメンソウが真っ赤になる光景が見たい」
市の担当者によると、発芽しなかったり紅葉する前に枯れたりする、生育不良の原因はわかっていないんだって。
5歳の元気な男の子。
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