レポート
2022.12.21

高校生がカブトガニの”ふ化”に成功 幼生を小学生が育て放流へ

伊万里市の高校生が国の天然記念物で絶滅が危惧されているカブトガニの幼生300匹を地元の小学生に引き渡したよ。

国の天然記念物で、環境省から絶滅危惧種に指定されているカブトガニ。
伊万里高校の理化・生物部はカブトガニを保護しようと今年7月、市内の多々良海岸で卵を採取し、約2カ月かけてふ化に成功したんだ。

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21日は、8ミリほどに成長させた幼生300匹を牧島小学校の5年生に引き渡し、海水の塩分濃度の保ち方やエサのやり方などを指導したよ。
男子児童:「カブトガニが海に入っても元気でいられるように大きく育てたい」
伊万里高校理化・生物部古賀希紀部長:「飼育するのが難しいので試行錯誤して工夫して育ててくれたら。どのくらい放流できるか楽しみ」

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カブトガニの幼生は、児童たちが体長約1センチになるまで育て、来年7月に放流する予定。
市によると、多々良海岸で産卵するカブトガニのつがいは、2年連続で例年の2倍以上約1500まで増えているんだって!

レポーター紹介

ミランバくん

5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。

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