カブトガニの繁殖地として国の天然記念物に指定されている伊万里市の多々良海岸などで、産卵の時期を前に地元の高校生が清掃活動をしたよ。
清掃活動をしたのは、伊万里高校の3年生や、理化・生物部の生徒約180人。
カブトガニは、夏、卵を産むために、つがいで浜辺にやってきますが、ごみなどがあると産卵の妨げになるんだ。
このため伊万里高校は、毎年この時期に海岸を清掃しているんだ。
28日は多々良海岸の周りで、流れ着いた木の枝や、発泡スチロールなどのごみを拾い集めたよ。
男子生徒:「カブトガニっていうのは国としても大切なものだと思うので、周りの環境が大事だなと思いました」
女子生徒:「思ったよりごみはなかったんですけど、拾える分拾うことができて、なおかつ多々良海岸がきれいになったのでよかったと思います」
伊万里高校によると、2022年の産卵のピークは7月中旬から8月前半ごろで、1000組ほどのつがいが海岸にくる見通しなんだって。
5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。