佐賀城のお堀に咲くハスを守るとともに、環境について学ぼうと、佐賀市の小学生が、外来種のカメを捕獲したよ。
リポート:「こちら佐賀城の横のお堀で、小学生たちが昨日から罠を掛けて捕まえていたのが、こちら、外来種のミシシッピアカミミガメです」
佐賀城のお堀では、外来種「ミシシッピアカミミガメ」が、ハスの茎を食いちぎり、一時ハスが消滅したことを受け、10年ほど前から、駆除する取り組みが行われているんだ。
赤松小学校は6年前からお堀の環境を学ぶ総合学習の一環として参加していて、24日は4年生約120人が23日に仕掛けたわなを引き上げたよ。
引き上げた籠の中にはミシシッピアカミミガメ4匹の他、在来種のスッポンやテナガエビが入っていて、児童たちは、生き物の観察を通して、お堀の生態系を学んだんだ。
児童:「楽しかったし、危険なことも分かって良かったです」
児童:「環境に良いから、嬉しいけど、自分たちが捕まえられなかったのはちょっと悔しい」
ハス再生実行委員会 永原光彦事務局長:「代々ずっと赤松小学校のお子さんたちがもう6年ぐらいやってるんですね。カメの捕獲と同時に、ハスが綺麗に咲いているということも自覚していただいているということ非常に良いことだと思います」
捕獲した在来種は堀に放し、外来種は佐賀市が回収するんだって。
5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。