伊万里市の高校生が廃棄されるアジの中骨を使ったビスケットを開発し、21日、販売会があったよ。
「お魚ビスケット」と名づけられたこの商品は、伊万里実業高校のフードプロジェクト部の生徒が、唐津市の食品加工会社から鮮魚処理の際に廃棄されるアジの中骨を使った加工品の開発依頼を受け、商品化したものなんだ。
21日は、伊万里市の商業施設で販売会が行われ、生徒たちも参加したよ。
生徒たちは魚の臭いを抑えるため、アジの中骨を酢に浸すなど9ヵ月程、試行錯誤を重ね、カルシウムが豊富で卵を使用していない、アレルギーに対応した付加価値の高い商品が完成したよ。
伊万里実業高校フードプロジェクト部 横田ほのかさん:「お客様にやっと販売することができる嬉しさがあった。カルシウムが多いので、小さな子供で魚が苦手という人におススメできる」
伊万里実業高校のフードプロジェクト部は、食を通した社会貢献を目的に地元でとれた規格外の野菜や果物を使った菓子作りなどに取り組んでいるんだって。
5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。