昨シーズン、有明海の養殖ノリが記録的な不作となった佐賀県西南部の漁業者らが山口知事を訪ね、「このままでは先が見えない」などと現状を訴えたよ。
県庁を訪れたのは、県有明海漁協の西久保敏組合長や鹿島市といった西南部地区のノリ漁業者など11人。
県内の養殖ノリは昨シーズン、販売枚数・額ともに19年連続の日本一になったんだ。
一方、西南部地区では、赤潮による栄養塩不足で平年の1割以下の水揚げにまで落ち込んだところもあるなど記録的な不作に。
西南部地区の漁業者は、「ここ数年、被害はさらにひどくなっている」「将来が不安。子供たちに継がせられない」などと訴えていたよ。
西南部地区のノリ漁業者:「“ノリ漁師をやめないといけない”という状況になってきている、そこを知事さんに伝えたいという思いで」
一方、山口知事は赤潮対策として、プランクトンを餌にする二枚貝のサルボウを人工的に養殖して放流する方針を明らかにしていたよ。
5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。