有明海特有の二枚貝アゲマキとウミタケは、2022年も休漁が決まったよ。
一方、ウミタケは、漁の技術継承などのため、取ることができる個数を制限した「調査操業」を行う予定だよ。
23日に開かれた、県や県有明海漁協などで作る委員会の会議で、有明海特有の二枚貝アゲマキとウミタケについて2022年も休漁すると決めたよ。
いずれも生息数が激減し保護が必要と判断され、アゲマキは1994年以降、ほとんど漁獲がなく、ウミタケも2007年以降、休漁が続いているんだ。
一方ウミタケは、2022年3月の生息調査の結果2021年と同等、もしくは増加していることを受け、2021年に続き漁ができる期間と個数を限定した「調査操業」を行うことになったよ。
調査操業は生息箇所や密度、環境を把握し今後の操業に向けた基準作りのほか、ネジ棒や簡易潜水器といった伝統的な漁法の技術継承を目的としているんだ。
県有明海区漁業調整委員会 西久保敏会長:「後継者が育たない。もう少し調査操業の日にちを伸ばして後継者作りも今後いろいろ考えていかないと」
ウミタケの調査操業は6月8日から行われる予定だよ。
5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。