有明海では、ノリ養殖のシーズンを前にノリ網の支柱立てが行われています。先週、佐賀に接近した台風14号の影響で作業に若干の遅れが出ているんだって。
リポート:「佐賀市の戸ヶ里漁港です。きょうはかなり風が強くなっています。しかしそんな中でもノリ網の支柱立ての作業が行われています」
ノリ養殖のシーズンを前に今月上旬から始まったノリ網の支柱立て。佐賀市川副町の戸ケ里漁港では漁業者が正午ごろから長さ10メートルほどの支柱をフォークリフトなどを使って次々に船へ積み込んでいたよ。
台風14号が接近した今月17日前後は潮の流れが穏やかになることから支柱立てに適している小潮だったんだけど、台風の影響で作業ができず、例年よりも、若干の遅れが出ているんだって。
ノリ漁業者:「(支柱は)10日から4日間立てて、台風が来たから台風避難で5日間休みました。今大潮で中々立てにくいんですけど、みんな頑張って立てていますね」
佐賀県有明海漁協は、今シーズン、販売枚数18億枚、販売額216億円を目標に19年連続の日本一を目指しているよ。