“頭が2つ”のカメ見つかる 専門家も「日本で聞いたことない」 | 海と日本PROJECT in 佐賀

非常に珍しい動物の話題。
こちらは、佐賀市で見つかった1匹のカメ…なんと頭が2つあるんだ！
専門家は「日本で聞いたことがない」と話していたよ。

リポート：「水槽の中にいます。確かに、1つの甲羅に2つ頭があります。元気に泳いでいますね」
保護されていたのは、頭が2つのクサガメ。 5月、佐賀市でバイクの整備店を営む男性が店の裏で見つけたんだって。

カメを見つけた黒木和久さん：「ここにひっくり返っていてあ、カメだと思って普通に持った。死んでるのかな？と思って。頭が2個あったので…あれ？って」

体長3.5センチほどのまだ子どものカメ。
右よりも左の方が食欲旺盛で、右の頭を押しのけるようにしてエサを食べるんだ。

カメを見つけた黒木和久さん：「めちゃくちゃかわいいですね。自分たちで育てられるとこまで、何年生きるか分からないけど、一緒に生活していこうかなと」

なぜ頭が2つあるのか？
5月、横浜市で脱走したニシキヘビを捕獲したことで話題となった爬虫類の専門家は…。
日本爬虫類両生類協会 白輪剛史理事長：「1つの卵の中に胚（個体）が2匹分入っていて、それが結合して1つの体になった。突然変異ということ。内臓器官は共有している。2つの頭が。日本では本当に聞いたことがないぐらい珍しい」

一方、頭が2つあることで動きがぎこちなくなり、自然界ではカラスなどの天敵に襲われる可能性が高いと指摘。
日本爬虫類両生類協会 白輪剛史理事長：「（自然界では）高い確率で生き残ることはない。そのままお世話をして大きくなるのを見守るのが一番ではないかと思う」

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レポーター紹介

ミランバくん

5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。