国の天然記念物のカブトガニの繁殖地として知られる伊万里市の多々良海岸で、地元の高校生たちが清掃活動に汗を流したよ。
伊万里市の多々良海岸で清掃に取り組んだのは、伊万里高校の3年生約140人。
伊万里高校にはカブトガニを研究する理化・生物部があり、浜辺に上陸するカブトガニの産卵の妨げとならないよう、毎年この時期に海岸を清掃しているんだ。
今回は初めて学年全体で清掃活動が行われ、生徒たちは海岸を中心に南北約4キロにわたり1時間ほどかけて、ヨシなどのごみを拾い集めたよ。
女子生徒:「初めて見られた。(今後も)みんなで大切にしていきたい」
男子生徒:「(伊万里の)誇っているものが見られたのでテンション上がった」
女子生徒:「(卒業後は)伊万里を出ていくけど、これから先、後輩たちがしっかり多々良海岸を守って、カブトガニをずっと大切にしていってくれたらいい」
生徒たちは7月、学校で育てたカブトガニの幼生を多々良海岸に放流する予定だよ。
5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。