全国有数のカブトガニの繁殖地として国の天然記念物に指定されている伊万里市の多々良海岸などで、産卵期を前に地元の有志が清掃活動をしたよ。
清掃活動をしたのは「伊万里市カブトガニを守る会」などで、約60人が参加。
7月ごろに産卵期を迎えるカブトガニは卵を産むために、つがいで浜辺にやってくるんだ。ゴミがあると産卵の妨げになるから、地元の有志が毎年この時期に海岸を清掃しているよ。
22日参加者は2カ所に分かれ、流れ着いた木の枝など漂着したゴミを約1時間にわたり拾い集めていたよ。集まったゴミの量は、2トントラック1台分だったんだって。
伊万里市カブトガニを守る会竹内和教会長:「私たちは掃除をしてカブトガニがたくさん来ることを願ってこういう事業をやっているのでみんなの努力が少しずつ実を結んでいるんじゃないかと私は思っています」
今年は天気が良い日が多いことなどから、産卵するつがいは例年よりも多い600組ほどではないかといわれているよ。
カブトガニが安心して産卵できるといいね。
5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。