レポート
2021.05.13

“生息数にばらつき” 有明海特有の二枚貝「ウミタケ」の生息状況を調査

生息数が減り、去年は漁業者を限定する試験操業も見送られた、有明海特有の二枚貝、ウミタケ。今年の漁はできるのか、13日県が生息状況を調査したよ。

13日朝7時半ごろ、小城市芦刈町の六角川河口付近から3隻の船が出港していったよ。
今年のウミタケの漁が行えるかどうか判断するための県の生息調査。ウミタケは生息数の激減により、2007年から休漁が続いていたんだけど、おととしまで3年間は期間や漁業者を限定する試験操業という形で漁が行われたんだ。
一方、去年は再び生息数が大幅に減り、試験操業も見送られているよ。

リポート:「いま生息状況を調査していた船が戻ってきました。今年はわずかでも有明海産のウミタケが食卓に並ぶことになるでしょうか」

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戻ってきた船には、ウミタケの姿があったんだけど、調査した約10地点で生息数にはばらつきがあったんだって。

県有明水産振興センター資源研究担当・佃政則係長:「多い地点もあったり、やっぱり少ない地点もありましたので、まずは全地点の結果を取りまとめてからということになる。漁獲というところにつながってほしいとは思いますけども、そこはやはり資源の状態を見極めてからということになる」

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13日の結果を踏まえ、今年の漁については今後、県有明海漁協で検討され正式に判断される予定だよ。

ウミタケがもっと増えて、漁ができるようになるといいなぁ~。

レポーター紹介

ミランバくん

5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。

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