有明海で養殖される、県産ノリの入札会が開かれたよ。
出品枚数は去年より少なく、西南部では色落ちしたノリがみられたんだって。
今シーズン5回目冷凍網ノリでは2回目となる入札会には、約2億7460万枚が出品され全国から約150人の買い付け担当者が訪れたよ。11日出品されたノリは冷凍網ノリの初回に摘んだものから4回摘みまでと幅広く、多くはコンビニのおにぎりなど業務用に使われるんだって。
今シーズンの冷凍網ノリは雨が少なかったことなどからプランクトンが多く発生し、西南部の一部ではノリの生育に必要な栄養塩が不足し色が黒くならない「色落ち」がみられているんだ。
県有明海漁協 古賀勝則参事:「色落ちしていても、佐賀海苔の特徴の甘くてくちどけの良いノリがたくさん出ている。生産者も頑張っているので消費者にいっぱい食べてもらえれば」
11日の平均単価は12円60銭と、去年より2円13銭安い取り引きだったよ。
一方、県有明海漁協は「地域間の差が何十倍もあり、きょうの入札結果では網の撤去を始める漁業者もいるかもしれない」と懸念していたよ。
5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。