唐津市浜玉町を流れる玉島川で春の訪れを告げる伝統的な「シロウオ漁」のやな掛けが行われたよ。
玉島川に設置されたのはシロウオを捕獲するための伝統的な仕掛け「簗(やな)」。
水温が上がり始める春先から、産卵のため川を遡上するシロウオの性質に合わせ毎年この時期に行われていて、10日は「玉島川しろうおの会」のメンバー6人が川の下流域にすだれでできた「簗(やな)」を手際よく設置していたよ。
漁のピークは今月中旬から4月中旬までで獲れたシロウオは踊り食いや天ぷら、炊き込みご飯として地元の料理店で提供されるんだけど、今年は新型コロナの影響も…
玉島川しろうおの会 中村静雄さん:「料理屋さんでの消費が少ないので消費は伸びないと思う早くコロナが収束することを祈っている」
今年の漁獲量は300キロを見込んでいて、漁獲量に応じて地元の料理店で販売も行う予定なんだって。
5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。