全国有数のカブトガニの繁殖地として国の天然記念物に指定されている伊万里市の多々良海岸などで、産卵の時期を前に地元の高校生が清掃活動をしたよ。
清掃活動をしたのは、伊万里高校の生徒、約80人です。カブトガニは夏、卵を産むために、つがいで浜辺にやってくるんだけど、ごみなどがあると産卵の妨げになることから、伊万里高校が毎年この時期に海岸を清掃しているんだ。2日は約1時間にわたり、流れ着いた木の枝など2トントラック1台分のごみを拾い集めたよ。
男子生徒:「カブトガニは絶滅危惧種なので今年もちゃんと産卵ができるようにしていきたいなと思いました」
産卵のピークを迎える7月20日から25日には、日中の満潮に合わせて伊万里市教育委員会の担当者らが現地で解説するんだって。
沢山のカブトガニが快適な海岸で産卵できるといいね!
5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。