国や県は有明海特有の二枚貝ウミタケの大人の貝成貝を増やし、再び本格的な漁につなげるため人工でつくった貝の子供稚貝18万6000個を海に移植したよ。
有明海特有の二枚貝ウミタケは漁獲量の減少から2007年以降休漁が続き、おととしから試験操業が行われているんだ。
国や県はウミタケの成貝や子孫を増やし本格的な漁につなげようと、3年前から漁場の造成のほか去年からは稚貝の量産や移植に取り組んでいるよ。
21日は潜水士を含む漁業者と県の職員4人が、今年つくった長さ0.2センチから1.9センチの稚貝約18万6000個を、早津江川沖と白石沖の2カ所に移植したんだ。
県水産課栽培資源担当 野口浩介係長は「資源は着実に増えている。(人工稚貝が)うまく着底して親となりより多くの卵を産み一刻も早い操業に向けて県として取り組んでいきたい」と話していたよ。
ウミタケの試験操業は年々規模や期間を延ばしていて、今年の漁獲量は11日間で1.5トンと去年の約6倍だったんだって。
ウミタケの赤ちゃん、かわいいね!無事に大きくなってほしいな。
5歳の元気な男の子。
佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。