13世紀後半に元が日本に襲来した元寇。このときに沈没した船などの遺物を見つけようと、5月13日から15日にかけて伊万里湾で海底調査が行われたよ。
研究チームは琉球大学や佐賀大学の教授ら7人で、リーダーは琉球大学で考古学を教える池田榮史教授。
2011年、池田教授は長崎県松浦市鷹島の沖合いで海底調査を行って、国内で初めて元の沈没船を発見したんだ。
これまで佐賀県側での調査は行われていなくて、池田教授は佐賀大学の宮武正登教授らと協力して調査を始めることにしたんだ。
池田教授は「4400艘に近い船が来ていて暴風雨に沈んだ船があえて長崎県側だけに沈んでいるということはないと思う。伊万里湾全体を考えた時に当然肥前町側にも船が沈んでいる可能性がある」って言ってたよ。
佐賀県と長崎県にまたがる伊万里湾の面積は約120平方キロメートル。
元寇では鎌倉幕府軍と蒙古軍の間で激しい攻防戦が繰り広げられたんだって。
調査の第1歩として鍵を握るのが、海底に向けて音波を送ることで地形の情報などが分かる装置なんだ。
音波調査は海底にある遺物の確認だけじゃなくて、海の深さや土の堆積状況も把握することができるから、研究チームは「今回のデータを基に今後の調査の時期や規模を決めたい」って言ってたよ。
佐賀の海に歴史的な遺物が眠っているかもしれないね!
僕もとっても楽しみ♪
イベント名 | 歴史的発見なるか⁉伊万里湾で海底調査 |
5歳の元気な男の子。佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。