有明海には今どんな生物がいるの? 有明海の環境は大丈夫?
県内各地から集まった高校生たちが、夏の一日、有明海を調査・研究!
ふるさとの海「有明海」の今に迫りました!
以下のテーマのもと、フィールドワークを行いました。
・有明海の伝統漁法「棚じぶ漁法」を用いて生き物採集をする。
・「決まった時間」に採集を行い、時間が経過するごとに獲れる生き物の種類や数が
どのように変化するのかについて考察する。
・獲れた生き物について図鑑などで調べ生物名などを判別する同定作業を行う。
・潮位,水温,塩分(または比重)などの海洋調査。
・提言へ向けてのアンケート作成。
佐賀大学低平地沿岸海域研究センターの藤井直紀助教授の指導で研究論文作成のポイントを学びました。
その後、午前中に調査したフィールドワークの結果をもとに各高校ごとに実際に論文を作成。代表者が発表を行いました。
時間的にはあまり余裕はありませんでしたが、要点をよくまとめた発表が続き、先生も感心するほどの出来でした。
午前中行ったアンケートの集約結果が発表され、
それを元に各学校ごとに有明海に関する提言をまとめる作業を実施。
実際に有明海を調査して感じたこと、発見したことなどもふまえ提言作りを行いました。
そして最後に、8校からそれぞれの提言を発表。
「自然を守る大切さ」
「学んだことを他の人たちへ伝える・つなぐ重要さ」
「もっと有明海に関心を持って欲しい」
という思いが込められた提言がなされました。
午後の部開会前に、猛暑と昼食で弱った頭を活性化させようとミニクイズ大会を開催!
各学校の代表者8人が前に出て挑戦しました。
先日、鹿島で開催されたオリジナルイベントで、
一般の方に「有明海」に関するアンケート調査を実施しました。
問題はその結果から出題さました。
Q1有明海ときいてまず思いつくものは?
Q2代表的な生物は?
Q3やってみたいことは?
それぞれNO1になったものを3択で当てるというもの。
午前中はおとなしかった生徒たちも、一転してテンションもあがり大盛り上がり。
短い時間でしたが良い気分転換になったようでした。
ちなみに優勝校には、有明海の特産物、レアな珍味セットが贈られました。
イベント名 | 海と日本「高校生自然環境サミット」~有明海現地調査編~ |
参加人数 | 約100人 |
日程 | 平成28年8月20日(土)09:00~16:00 |
場所 | 鹿島市・道の駅鹿島 七浦海浜スポーツ公園 |
主催 | 海と日本プロジェクトin佐賀 実行委員会、佐賀県高等学校文化連盟自然科学専門部、佐賀大学低平地沿岸海域研究センター |
協力 | 道の駅鹿島(七浦地区振興会)まえうみ市民の会、佐賀大学、他 |