8月30日、あの7月の大雨の爪痕がいまだ残る有明海沿岸で、漁業に携わる人たちが一斉に清掃活動を行いました。
このクリーンアップ作戦は、佐賀、福岡、長崎、熊本の有明海沿岸の4県が海の環境を守ろうと、毎年行っているんだって。このうち佐賀県内では、9月からはじまるノリ養殖の支柱立てを前に、佐賀市の戸ヶ里(とがり)漁港など8カ所の港やその周辺の沿岸で、地元の漁業者の皆さんが一斉に空き缶や木片などを回収していました。
特に今日は、九州北部に甚大な被害をもたらした7月の豪雨の爪痕が、今も残っていました。1週間ほど前に回収された流木が山のように積まれていました。怖いね。漁業者の人に聞いたら、流木に海水が染みこみ、その塩分が焼却炉を傷つける危険性があるため、しばらく乾かすなど処理に時間がかかるそうで、今年は特に大変だっただって。被災地の皆さん、お見舞いを申し上げます。
イベント名 | 有明海クリーンアップ作戦 |
5歳の元気な男の子。佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。