レポート
2018.05.15

アゲマキ漁再開

みんな、アゲマキって貝を知っているかな?
有明海に住んでいる珍しい貝だよ。
塩焼きや、バター焼きにするととってもおいしい貝なんだ。

ところが、1994年から有明海でのアゲマキの数が少なくなって獲れなくなっていて、1997年からこれまで20年以上漁ができなかったんだ。

047あたり:テロップとアゲマキ取ってる人

そこでアゲマキの数を増やすために、佐賀県の人たちが毎年100万個以上の貝の赤ちゃんを放流する活動を続けていたんだ。
その活動が実って今年、ようやく貝の数が増えてきたことから、5月11日に漁の関係の人たちのお話し合いがあって、6月の1か月間だけ限られた場所で漁ができるように決まったんだって。

おなじ有明海に住んでいる珍しい貝で、ウミタケっていう貝もいるんだ。
ウミタケも煮たり炒めたり生などで食べると、お酒のおつまみにぴったりの貝だよ。

157あたり:テロップとウミタケ陳列

ウミタケも数が少なくなってきたので、2007年からずっと漁ができなくなっていたんだけど、少しずつ数が増えてきているんだ。

去年から「ねじ棒漁」という方法の漁が試験操業というかたちでスタートしていて、今年は12年ぶりに「簡易潜水漁」という漁も試験操業というかたちで再開する予定なんだって。

アゲマキとウミタケ。
いなくなりそうになっていた有明の海の仲間の数が少しずつ戻ってきたってことは、とっても嬉しいニュースだね。

イベント詳細

イベント名アゲマキ漁再開

レポーター紹介

ミランバくん

5歳の元気な男の子。佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。

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