月の引力が見える町、太良町。
その南端にある竹崎島。
あいにくの雨でしたが、元気に集まったのは小学生40人。
彼らは佐賀県とJAXAが連携した、教育プログラム「ジャクサガスクール」の子どもたちです。
今から竹崎島を歩いて大冒険!ジャクサガ竹崎島冒険隊の結成です。
地図をGPSを手に島の中を歩く子どもたち。
参加した子どもたち
「今どこ?」「今ここでしょ。だから」
「今ここにいるんだから」「こうだから、あっちだ!あっち!」
科学への興味や郷土への誇りを育むため普段からさまざまなミッションに取り組む彼ら。
今回は、自らの足で歩いて有明海や竹崎島の魅力、さらには佐賀県の魅力を体感するというもの。
みんなで協力して目的地を目指します。
参加した子どもたち「あと少しだ」
今日はどうですか?
参加した子どもたち「めっちゃ楽しい」「島を探検して、いろんなところを回るのがおもしろい」
最初の目的地は、竹崎港。
地域ボランティアの方の話に耳を傾けます。
有明海突き出した周囲およそ4kmの火山島、竹崎島。
竹崎港は全国に3つしかない火山口の一つなんです。
佐賀の魅力的な海の話に、みんな興味津々!
続いて隊員たちが向かったのは、竹崎公民館。
ここで彼らを待ち受けていたのは、コハダ。
竹崎と言えば、竹崎かにが有名ですが、ここ数年は地域をあげてコハダを使った町おこしを実施中。
漁師の暮らしやコハダの商品開発の話を聞き終えたら…
竹崎自慢の味を美味しくいただきました。
島を巡りながら、子どもたちは佐賀が持つ新たな魅力を発見したようです。
参加した子どもたち
「月の引力で海の満ち引きが変わるっていうのが、知れたので面白かった」
「友達と協力して目標まで進んでいくことが、一番大切と思いました」
佐賀県立宇宙科学館 中村安弘さん
「実際一緒にまわってみたんですけど、かなり楽しんでもらって島の魅力を体感してもらったんじゃないかなと思います。
佐賀県立宇宙科学館 中村安弘さん
「佐賀のことだったりとか、有明海のこと、海のこととか
ここならではの環境があるのでそういったのも絶対いろんな人に学んでほしいなと思いますね」