唐津市立東唐津小学校。
5分歩けば、海に行くことができます。
子どもたちは以前より海岸での清掃活動を続けてきました。
海岸に落ちているごみで多いのはやっぱり…?
「プラスチック」「プラスチックが多いです」
海岸で必ず目にするプラスチックごみについては子どもたちも危機感を抱いているようです。
東唐津小学校では海洋プラスチックの問題をきっかけにプラスチックが環境に与える影響や、リサイクルのことをみんなで考えるようになりました。
この日、間もなく卒業する6年生のアイデアである作業を行いました。
6年生「使用済みのペットボトルキャップを使って、名札づくりをしています」
なんと、海岸で拾ったものや家庭から持ち寄った使用済みペットボトルキャップを材料にします。
細かく砕いたペットボトルキャップに熱を加えて金型に押し込みます。
すると…世界に一つしかないリサイクル名札が出来上がります。
なぜ名札を作ろうと思ったんですか?
6年生「在校生がいつも身に着けるものといえば名札だなと」
6年生「これを見たときにごみ拾いに行こうと思ってもらいたいです」
こうして全校生徒分のリサイクル名札が完成。
6年生から在校生にプレゼントされます。
6年生「僕たちは卒業するけど、来年も東唐津小学校をよろしくお願いします」
環境を守るという気持ちが在校生へと引継がれて行きます。
6年生「海に落ちているプラスチックを拾って名札作りやいろいろな形のものに挑戦してほしいと思いました」
唐津市立東唐津小学校 藤原寿朗校長先生「今、子どもたちができることを学校でやっていますが、それを地域に広げる。それから県内外みんなでやっていくSDGsを目指しています」
小さなことからみんなで初めて行きましょう!