唐津市呼子町にある人気の海中レストラン「萬坊」
呼子といえばやっぱりイカですよね!おいしそう。
この日、萬坊で「海の中の教室」と題した食育のイベントが開催されました。
まずは釣り体験から始まります。
実はここで使われている釣りエサが今回のポイント。
その名も「SABIKI(サビキ)」
環境にやさしい、釣りエサなんです。
株式会社萬坊 太田順子社長:「やはり今、世界中で食料廃棄物の問題が出ております。SABIKIは萬坊で出た魚の内臓やアラなど、食べられない部分を使って作った魚のエサです。私たちでも楽しみながらその問題解決になれないかと考えました」
たしかに、楽しみながら食料廃棄物の有効利用ができているみたい!
参加者:「楽しかったです」
釣り体験のあとはお昼に食べるイカを自分たちですくって…
なんと調理も体験します。命をいただくことのありがたさを学ぶんです。
そしていよいよ自分たちでさばいたイカを食べます。
このイベントではお食事をあえて給食と呼んでいます。
株式会社萬坊 太田順子社長:「今日みなさんには命のありがたさというものを感じてもらったと思います。私たちがその命をいただく大事さを“給食”という言葉で伝え“食べることも勉強の一部だよ”と教えたいです」
参加者の保護者「すごく大満足です」「“食料廃棄物をエサにする”というクリーンなイベントなので今後も続けてほしいです」
給食が終わったら食品ロスや海洋ごみの問題をクイズ形式で楽しくお勉強。
株式会社萬坊 太田順子社長:「心から楽しんでくれていて、私たちもこの教室をやってよかったなと思っています」
海のことをもっと好きになるような、素敵なイベントでした!