佐賀県は新たな時代をリードしていきたいという思いから、成長・発展が期待される宇宙分野での取り組みを推進しています。
そこで、佐賀県とJAXAが連携し宇宙を教材にしていろいろなことを学ぶ教育プログラムをスタート。その名も「JAXAGA SCHOOL」です。
小中学生と高校生を対象としたスクールが全8コースあり、ロケットを使った化学実験や人工衛星のデータをもとに佐賀の豪雨被害などの自然災害が起きるメカニズムなどを学ぶことができます。
さっそく、有明海と宇宙についての授業が始まっているみたいですよ!
どんな内容の授業なんだろう?
佐賀県立宇宙科学館 宇宙教育プロジェクト 中村安弘さん「佐賀県は有明海があるので月の引力や地形的な問題、固有周期振動の問題で有明海は日本一の干潟の差があります。この中でも月の引力によって潮の満ち引きが大きくなっているということを科学を通じてわかりやすく、宇宙教育というかたちで説明をさせていただきました」
宇宙教育。今回のお勉強で少しでも海に興味を持ってくれたかな?
月の引力を肌で感じてもらおうと、子どもたちが干潟に移動しましたよ。
みんな楽しそう!わたしも見てみようっと。ムツゴロウにハゼ、シオマネキまでいる!
ここには数え切れないほどのたくさんの生き物が住んでいるんですね。
佐賀県立宇宙科学館 宇宙教育プロジェクト 中村安弘さん「身近な佐賀の環境だったり有明海のことを知ってもらうことで地元のことをもっと大事に思ってもらう。プラス自分たちの海に誇りを持ってもらうというところにつながっていくと思うし、身近な海のこと宇宙教育を通じてどんん盛り上がっていく、どんどん楽しんでいってもらうことが理想です」