漁業者と食卓の「架け橋」に

2021-10-27
海と日本PROJECT in 佐賀

みなさんは「めしんしゃー」という言葉、わかりますか?

これは方言で、ごはんの「おかず」のこと。実は手軽に地元の魚を食べられるめしんしゃーを開発している団体が唐津にあります。
ここでは、地元の魚をもっと食べてほしいと、直売所などの情報発信や料理教室を開くといった活動をしており、その一環として取り組んでいるのが魚を使った加工品の開発。

浜-街交流ネット唐津 代表理事 千々波 行典さん「全国的な魚の消費量の減少で、全国の沿岸漁業が非常に厳しい状況。我々も「魚食普及活動」として開発しました」「だいぶ前から6次化、生産するだけでなく自分たちで加工品をつくって営業、販売をしてということが言われれていますが、漁業者は1日中海に出ているので、なかなか(加工品製造や販売などが)できない」「NPO法人として漁師たちに変わって加工品を作って販売していく。また、市場より高い価格で(原料の魚介類を)仕入れていますので「経営的にも助かる」という声を頂いています」

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そしてこれが開発されためしんしゃー。
面倒な手間なく、温めるだけでそのまま頂くことができます。

どれも地元唐津で獲れる魚が使われていますが、これは何のフライ?

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浜-街交流ネット唐津 代表理事 千々波 行典さん「これはアカエイです。漁師たちは煮付け、フライなどで食べていますが処理が大変ですので、一般の方は食べる機会がない」「市場価格も非常に安いので、漁師たちも網に入っても市場にもっていかないという状況です」「できるだけ普段使われないような魚も買い取って漁師たちの経営支援になればと、取り組んでいます」

これからも魚介者を支え、美味しいめしんしゃーを届けてください!

レポーター紹介

橋爪和泉アナウンサー
サガテレビアナウンサー
「海と日本PROJECT in 佐賀」推進リーダーとしてリポートします。
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