特徴の異なる2つの海に面する佐賀県。
北部には玄界灘、南部には干潟が特徴的な有明海。どちらも色んな魚が獲れる豊な海。
ところでみなさんは地元のお魚、食べていますか?
佐賀県唐津市で30年以上、主に地魚を販売しているマリンセンターおさかな村。
魚のニーズに変化を感じているそうです。
マリンセンターおさかな村 森和宏さん「前浜の魚も年々減っていますし、「骨抜き」だったり手を加えた魚に(ニーズ)がシフトしている。今だけしか食べられない旬のお魚のニーズが少ないかな」
(※前浜の魚…近くの海で獲れるる地元の魚)
旬の魚をもっと食べてもらうため、まずは魚に親しんでもらうよう、手軽な加工品や干物も作っているそう。
さらに、子どもにも大人気のサーモン。実は玄海サーモンといって佐賀県の玄海灘で養殖されています。
事業が始まって5年目。豊洲市場などにも出荷され、いわゆるご当地サーモンとして知られてきています。
マリンセンターおさかな村 森和宏さん「国産、なおかつ佐賀県産ということで驚かれています。これ目当てで来る方もいらっしゃいます。(玄海サーモンを)食べて、他の刺身もおいしかったというお声も頂きます」
色んな魚を旬ごとに楽しんでもらうこと。それが森さんの願いです。
マリンセンターおさかな村 森和宏さん「魚の食べ方、調理法、知識をお客様に教えておいしく食べていただくことが対面販売の良さ」「前浜の魚がある限りは次の世代にも伝えていきたいし、食べてもらいたい、その一心で日々頑張っていきたいです」
サガテレビアナウンサー
「海と日本PROJECT in 佐賀」推進リーダーとしてリポートします。