番組情報
2021.08.17

川の救世主!?リバー・ベルト

佐賀龍谷学園龍谷中学校 中村純一教諭「本校ではSDGsの取り組みが非常に盛んです」
SDGs…持続可能な開発のために国連が定める国際目標で国連加盟国193の国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の世界的目標。
佐賀龍谷学園龍谷中学校 中村純一教諭「地球のことだけでなく、自分たちの足元、もっと身近な距離の環境について考える機会が必要だと思ったんですね」

佐賀県佐賀市にある龍谷中学校ではごみ問題を解決するために生徒自身が考え、行動できるような取り組みを行っています。
画像や動画を校内ネットワークで共有し、ごみの現状を把握したり、ブロックを使用し可動式センサーゴミ箱の提案などをしたり、ごみが捨てにくくなる環境を考案しました。

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その中のひとつがこのリバー・ベルト。
佐賀龍谷学園龍谷中学校 古川美月さん「リバー・ベルトは川の水面に浮かんでいるごみも、海底のごみもとれたらいいなと」
佐賀龍谷学園龍谷中学校  小川ななさん「学校周辺を散歩してその時に学校近くの川にごみがたくさんあるなということで、川のごみを回収する装置を作ろうと」

生徒たちが自ら考え、試行錯誤し、考えたのがリバー・ベルト。
沈殿ごみ・浮遊ごみ・生き物に見立てたブロックを水槽の中に入れて、魚などの生き物を傷つけないようにするために生き物が通れる大きさの網目にすることで、ごみだけが回収できる装置なんです。

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佐賀龍谷学園龍谷中学校 古川美月さん「リバー・ベルトが実際に使用(実用化)されて、川につながっている海の生き物たちも守れたらいいなと思います」
こうした子どもたちの発想力が環境問題の解決に繋がっていくのかもしれません。

レポーター紹介

橋爪和泉アナウンサー

サガテレビアナウンサー
「海と日本PROJECT in 佐賀」推進リーダーとしてリポートします。

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