2021ヨットにサーフィン、そして海水浴。マリンレジャー真っ盛り!
ところで皆さん、こうしたマリンレジャーを安心して楽しめる影に、ある調査を行っていることご存知ですか?
その名も、離岸流調査。
唐津海上保安部 警備救難課 課長 古川啓輔さん「沖から海水がやってくるんですが、その海水が岸に当たって行き場をなくして沖のほうに戻っていく流れが離岸流です」
なるほど、事前に離岸流の発生しやすい場所が分かっていれば、重大な事故を未然に防げるということですね?
いよいよ調査の開始!ん、それは?
唐津海上保安部 警備救難課 課長 古川啓輔さん「海面着色剤といってこれで色を付けて潮の流れを確認します。自然には無害です」
黄緑色の液体が、潮の流れに沿って広がっていきました。
ドローンを使って上空からも確認するんですね。確かに、上から見るとよく分かります。
この離岸流の怖さをきちんと知ってもらおうと、近くの小学生たちに、離岸流の説明と安全講習を行っているそうです。
小学生「天候や場所を気をつけようと思いました」
小学生「海に行くときは波に流されないように気をつけたいです。きょう勉強したことをお父さんたちにも知らせるようにしたいです」
唐津海上保安部 警備救難課 課長 古川啓輔さん「離岸流の存在を正しく知っていただくということ。水辺で場合はライフジャケットを必ず着ける。そういったことを広く周知・啓発していき海での事故をゼロというのを目指して活動していきたいです」
サガテレビアナウンサー
「海と日本PROJECT in 佐賀」推進リーダーとしてリポートします。