佐賀県の南部、東よか干潟は、国際的に重要な湿地として平成27年「ラムサール条約湿地」に登録された場所です。
この素晴らしい自然環境を知ってもらうため、東よか干潟ではボランティアガイドを配置し、無料で案内を行っています。
この日ガイドを務めた山田さんたちは、観光バスのお客様などに声をかけ、希望があれば案内しています。
東よか干潟は、絶滅が危惧されているシチメンソウの国内最大の群生地で、11月頃になると真っ赤に染まり、「海の紅葉」と呼ばれています。
また、渡り鳥であるシギ・チドリ類が飛来し、その数は日本一を誇ります。
もちろん、有明海の人気者「ムツゴロウ」や「シオマネキ」などを身近に見ることもできます。
ガイドの山田さんは、「この魅力を皆さんに伝えて、喜びを分かち合ってもらいたい。東よか干潟は一年中通して楽しめる場所。皆さんにぜひ来てほしい。」と話していました。
5歳の元気な男の子。佐賀のことを知りたくて、いろんなところに出かけています。