2つの海の生き物を展示。 またタッチプールでは手で触ることも出来ます。
それぞれの特徴ある生物を触り、観察することにより、2つの海の違いを知ってもらいます。
有明海は「むつごろう」「わらすぼ」「シオマネキ」「ショウキハゼ」など、
玄界灘は「オニオコゼ」「タツノオトシゴ」「ハリセンボン」「サカタザメ」
「イトマキヒトデ」「シマエビ」「サザエ」など、全部で19種類。
担当者から、それぞれの生物について教えてもらいながら実際に触り、
それぞれの海の特徴ある生き物を通してその違いを学びました。
両方の海には、独特の魚介類を加工した海産物も豊富です。
玄海で獲れたの「イカの一夜干し」「アジ・イワシ・ブリの開き」など。
有明海名物「ウミタケの粕漬け」「わらすぼ」「ムツゴロウ」の干物など
お互いの珍しい海産物が並びました。
呼子名物となったくるくる回るイカの回転干し機も来場者の目をひいていました。
県玄海水産振興センターやNPO法人みんなの森プロジェクトの協力を得て、
海の歴史や、漁法、獲る漁業から育てる漁業への取組、漁場の環境を守る
様々な取り組みなどをパネルで紹介。
また、豊かな海の源である「森林」の役割や「森林の持つスゴイ力」
「海の森づくり」「海との山との密接なつながり」などパネルで紹介。
質問に対しては担当者から説明を行いました。
5組20人の親子や兄弟、おばあちゃんとお孫さんなどが参加。
25年ほどウミガメ保護団体会員としてウミガメの生活史と保護の研究を行っている
県自然監視員の阪本登さんが、唐津で、ふ化したウミガメが見つかったお話しなどを紹介し、
海の環境を守っていく大切さを教えてくれました。
その後、唐津の海岸で拾い集めた貝殻や山で拾った木の実や木片などを使った
クラフト作りに挑戦!
NPO法人みんなの森プロジェクトの由布加菜美さんの指導で思い思いの作品を仕上げていました。
父子を中心に家族14組40人ほどが参加。
唐津観光協会のご協力で玄海で獲れたアジの開き作りと、お刺身作りに挑戦しました。
日頃包丁を持ちなれないお父さん達は悪戦苦闘。不安そうな子供たちの視線を浴びながら、
真剣な表情で魚のさばきに挑戦していました。
また、お子さんも一緒に力を合わせて調理を行う親子もいて、親子の絆を深めていました。
魚離れが進む中、子供たちはこのイベントに参加し、以前よりも魚を身近に感じる機会になったようです。
イベント名 | 「ENJOY!有明海・玄海~体感しよう2つの海~in唐津」 |
参加人数 | 約1,000人 |
日程 | 平成28年7月17日(日)10:00〜16:00 |
場所 | 唐津市 二タ子三丁目倉庫 |
主催 | 海と日本プロジェクトin佐賀実行委員会 |
協力 | 佐賀県・唐津市・佐賀県玄海水産振興センター・アクアテリア海人・唐津観光協会 |