交流で深める未来へ繋ぐ“湿地”の知識

2022-8-1
海と日本PROJECT in 佐賀

広大な干潟が広がる肥前鹿島の海はムツゴロウなど、海の生き物はもちろん、水鳥にとっても大切な場所。
渡り鳥も多く飛来し、水鳥にとって国際的に重要な干潟であることからラムサール条約湿地に登録されている海です。

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その肥前鹿島干潟の近くにある干潟交流館。
干潟について楽しく学べるこの施設に集まったのは今年で7期生となるこどもラムサール観察隊の隊員たち。

鹿島市役所ラムサール条約推進室 室井利允さん:「ただ単に干潟を守る、干潟を勉強するということだけではなく、その連なる起点である森も含め川も海もすべて勉強していただいていろんな人に発信してもらう、次世代のリーダーを育成するという目的で活動を行っています」

その観察隊にこの日は素敵なお客様。
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大分県九重町からやってきたチームタデ原の子どもたちです。九重町にあるタデ原湿原一帯もラムサール条約登録地のひとつで、貴重な湿原植物が生育するところ。

チームタデ原:「珍しい動植物も生息していて美しい湿原です」

お互いの特徴を知ることで湿地に関する知識を深める。交流学習はラムサール条約の柱の一つでもあります。

さぁ、しっかり学んだあとは干潟体験。
はじめての子もそうでない子もどろんこになればみんな一緒。笑顔の交流会です。
中には干潟の生き物に興味津々の子も!

参加した子供たち:(Q交流をしてみて?)「カニとか生き物が見つけられたりとか、実際体験したほうがよく干潟のことがわかった」「身近ではないどっかに行ったりして珍しいものとかいろんな経験をしてみたいと思った」

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鹿島市役所ラムサール条約推進室 室井利允さん:「視野が広がるということはすごく大切なことだと思います。同じラムサール条約登録湿地ということでもだいぶ性質は違うと思いますので、お互いの湿地の性質を特徴を知ってもらうことが大切なことだと思います」

貴重で重要な湿地を未来へ。交流で思いは深まったんじゃないかな。

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